鶴岡八幡宮の大銀杏を直に見て - 生そば通販東京たぬきそば本舗金生庵四代目日記

先日『そういえば鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏はどうなったのか？』という記事を書いたのですが、フェイスブックなどでコメントを頂き「同じように思っている人がいるんだなぁ」と実感しまして、一昨日直に見に行ってみました。

そんな事情も手伝いましたが、我が家は毎年春に鎌倉へ行くのが恒例となっています。
昨年は4月1日、一昨年は5月初めに鎌倉に行ったのですが、その時と比べてまず初めに感じたのが外国人観光客がいないこと。

ニュースでは聞いていましたが、実際に目の当たりにすると「なるほど」と言わざるを得ない状況でした。

八幡宮に行くまでにいくつか有名なお寺を巡ってきたのですが、外国の方を見たのはたった２組。
それよりも、日本人ですら疎らにしかいない、、、
観光バスが必ず立ち寄る有名寺に車が数えるばかりだったんです。

この記事を見ていたからというのもありますが、全体的に元気が無い…そんな印象でした。
（伺ったのは14時位でしたので、時間的な事情かもしれませんが…）

Lazy Sunday / suvodeb

冒頭での写真でおわかりの通り、大銀杏はその名の通り切り株になっても大銀杏でした。

上から見下ろすとおわかりの通り、倒れた部分と残された部分はどちらも元気に若い芽が伸びてきています。

大銀杏に関しては前回の記事でもいくつか書きましたが、やはりこの町のシンボル・神木です。
これからもがんばって回復してもらいたいですし、その回復をみてパワーをもらいたい。そんな気分にさせられました。

根本付近にあった「がんばれ大銀杏の絵馬」

鎌倉というと私達東京都民にとって、ちょっとしたお出かけに最適な観光スポットですし、多くの方がお出かけになったことがあると思います。

私も高校生くらいのころから「デートスポット」として何度も何度も鎌倉には行っていました。ですが、今回ほど人のいない鎌倉というのも初めて見たような気がします。

平日の昼間とは言え、外から来た人よりも目立つ地元の人々。
いつもは長蛇の列が途切れない人気店にひと気がない。。

八幡宮の表通りから一本入った「小町通り」。
こちらはいわゆる観光スポットとして、多くのお店が立ち並びいつもは人でごった返しているのですが、びっくりする位まばらにしか人がいませんでした。

人通りの少ない小町通り

独立行政法人・日本政府観光局が１４日発表した３月の訪日外国人数（推計値）は、前年同月比５０・３％減の３５万２８００人で、落ち込み幅は過去最大だった。

当店に近いところでは「浅草」「上野」「谷中」などが、いわゆる観光地になるのですが、
やはりこういった場所でもこの「外国人不足」には悩まされているようです。
もちろん外国人だけに限ったことではないと思いますが安定した収入源としての観光客は観光地としては当たり前の光景だったに違いありません。

経済的に日本が復興していくためには、この海外からの訪日者減は大きな痛手と言わざるをえません。

ではどうしたらいいのか？

倒壊から日々回復を見せている大銀杏。
もう少し考えてみたいと思います。