生そば通販 東京たぬきそば本舗 金生庵 四代目日記

そば処 金生庵 創業大正7年、親子四代で作り上げたホンモノのそばつゆと、 つゆのおいしさを引き出す特製蕎麦

東京ナンバー1ブランド蕎麦 深大寺蕎麦 -日本全国ご当地蕎麦vo.3-

深大寺そば

「東京下町そば」を謳う当店。

日本全国にあるご当地蕎麦にスポットを当ててみたいと思います。

なぜわざわざ人様の国の蕎麦を訪ねるのか…。

単純に蕎麦好きなだけでもあるのですが(;^_^A

「越前」「出石」と続いて第3弾は!!

…「東京」に戻っちゃいますか(笑)

シーソー狸-深大寺


●今回は行ってきました!「深大寺そば


今回はついに当地に行って参りました!
と、いってもまぁ近いです。しかも行ったのは本年の3月3日。
はい、丁度だるま市が開催されていたんです。

深大寺の諸行事中、最大の行事が「厄除元三大師大祭」です。例年、深大寺山門の紅梅白梅が見ごろを迎える3月3日、4日の両日にわたり執行され、朝から元三大師様のご霊験を崇める10万人余の人々が、押し寄せるように境内を埋め、元三大師堂では諸願成就の大護摩供が終日厳修されます。江戸時代の文献には、参詣者が「近郊近在より群参す」と記されているほど、深大寺の元三大師大祭は歴史と伝統のある行事です。

元三大師様のご霊験は今でも多くの人々に篤く信仰されています。また、これにあわせて境内では大師様のご威力にあやかる縁起だるま市も開かれます。「日本三大だるま市」の1つとして、また東京に春を呼ぶ深大寺のだるま市としてその知名度は全国的です。寺の境内は大小約300余の縁起だるま店が威勢のいい掛け声でだるまを売り、それを買い求める参詣者で身動きがとれないほどになります。


深大寺公式サイトより

実はたまたまだるま市が開催されている日に訪れてしまいまして、
それはもう大変な人出でした。

だるま市-深大寺


●蕎麦を知る前に土地を知るべし!


まずはそもそも「深大寺」とは何ぞや!?
というところから知っておかなければなりませんね。

深大寺では昔から蕎麦をつくり、徳川時代には深大寺蕎麦として、将軍家や上野東叡山にも献上され、また蜀山人などが大いに喧伝、来詣者に賞味されてきました。
近年境内には多くの俳人・歌人の碑が建立されましたが、蕎麦をめでながらその足跡を訪ねる参詣者も多く、実に年間百三十万人もの人々が深大寺を訪れます。
深大寺の寺歴の中で消長、興亡を経ながら伝承されてきた信仰、それを育んできた水も緑も、そしてまた蕎麦も深大寺の大切な生命です。釈迦堂に倚座の白鳳仏のみ、深大寺開創以来一三〇〇年悠久の歴史に我々を誘うがごとく微笑をたやさず、訪れる人々に深いやすらぎを与えています。


深大寺の歴史

深大寺は「しんだいじ」ではなく「じんだいじ」と読みます。
お隣にある「神代植物公園」も「じんだい」です。

創建は天平5年(733年)。
まさに奈良時代の最盛期。そんな頃ひっそり武蔵の国に深大寺は建立されましたようです。