東京を離れるということ
写真は先日いった栃木県鬼怒川の川にかかるつり橋から撮ったもの。
紅葉がキレイで、行くつもりがなかったのにたまたま行ってしまいましたが、行ってよかったです。
えーもちろん紅葉もよかったし、お風呂もよかったんだけど、
鬼怒川のかつての温泉街の面影がなくなっていることが、
毎回行くたびにひしひしと感じていたんです。
ですが、今回2年ぶりくらいに訪れて思ったのは、
なんかがんばってますね!
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駅前もどんどんキレイになっていくし、
新しいお店も増えたきがします。
それでも現地の方からすれば「まだまだ」といった印象だと思いますけど、
年々良くなっていく印象を受けます。
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こういった温泉街とか、高原とか、
「地の利」を生かした観光スポットは、それにおごってしまった感があるのではないかと思うんです。
(語弊があったらごめんなさい。。。)
いまではこういった場所も珍しくなくなってきたし(町中にもっと楽しめる場所が増えて)
人々の思いが「ニーズ」ではなくなってきてしまったのではないかと思います。
ですが、それを「ウォンツ」に変えることで、まだまだいくらでも変わって行ける可能性があるのではないでしょうか?
「ニーズ」とは「必要とする」
「ウォンツ」とは「欲する」
ですから、
温泉街を例にとってみると、昔は遊行施設としての「ニーズ」があったけど、
今はどこでもとって変えることが可能ですし、「必要」がなくなってしまった。
でもそれを「ウォンツ」に変えることで、
「行きたい!」
「また訪れたい!」
と思っていただくことができるはず。
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地方都市に訪れるのが趣味なのですが、
色々な都市を見て思うのは、
「東京を離れなければ、わからないことがたくさんある」
「時間がない」「いそがしい」
「たまの休み、仕事のことは忘れて…」
と思いがちなところですが、
観光をしつつもそんなことに想いを馳せてみるのも、為になるんです。
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ということで、
がんばれ鬼怒川!
都民の憩いの温泉観光地として、
あの頃の栄光を取り戻すのだー!
東武ワールドスクウェアは意外と楽しいですよ。
今回は行ってませんが…。