金生庵のおかめそばがなかなかに美味いという話
こんばんは、四代目です。
本日はちょ〜っと手前味噌な話で恐縮なのですが、おかめそばの話です。
●最近ハマってます!おかめそば
私、個人的な趣味に食べ歩きがあるんですが、その中でも蕎麦はランキングトップの食べ歩き品。
もちろんそば屋であることは知ってはいるのですが(笑)サラリーマン時代から結構プラプラとおそば屋さんの暖簾をくぐることも多かったんです。
で、その習慣はいまだに続いておりまして、、、
いまでもよくおそば屋さんに立ち寄らせていただきます。
ここ最近、注目しているのがおかめそばなんですが、そもそもこのおかめそばってご存知ですか!?
そんな皆様の為に以前こんな記事を書きましたっ!
「おかめの由来」具がいっぱいで福いっぱい!?どうして「おかめそば」なの?/知っていると少しだけ楽しい豆“そば”知識【まめそば】十一杯目
はい、ご覧いただければわかるんですがいわゆる五目そばといった趣の温かい蕎麦なんですね。
これが結構全国区のそばではないらしく、近畿北陸をはじめとして多くのお客様に「おかめってなんですか?」なんて質問されるんです。
●おかめそばの歴史をさぐる!
おかめそばについて〜は「まめそば」の記事をご覧いただくとして、
そもそもの伝統的なおかめそばとはどんなだったのか!?を探ってみましょう。
発祥:幕末のころ下谷七軒町(今の台東区台東辺り)の「太田庵」が考案
具材:湯葉・マツタケ・三つ葉・かまぼこなどなど
と、当初のおかめそばは「おかめさん」の顔に見立てる為に、結構豪華な具材が使用されていたわけですね。
今でも老舗のおそば屋さんでは考案当初の具材がそのままに使用されてるようです。
ただ、おかめそばに関しては店ごとのオリジナリティーがでている蕎麦でして、さまざまなおかめそばが存在します。
冒頭の当店のおかめそばも、原型はカマボコくらいですしね。。
●どこが特徴?おかめそばの魅力に迫る。
おかめそばのおいしい所は、具材がさまざまで嬉しい。という以外にもあるんですよ。
その中で顕著なのがそばつゆの変化です。
これは当店のおかめについて言えることなのですが、甘辛く煮付けた椎茸をはじめ、カマボコや伊達巻などの練りものからはおいし〜い甘めの出汁がでてくるんです。
特に椎茸の香りは強いので、独特の旨味がじんわりとしみだしてくるんですよね。
だから私は椎茸は最後の方まで残して、つゆが甘くなりすぎないうちに食べます。
あんまり浮かべてると甘くなりすぎちゃうんですよね。
●で、ここからが手前味噌。
はい、そこでおかめそばにすっかりはまった私が色々なおかめを食べた結果…。
うちのおかめはなかなかうまい!ということが言いたいんです(笑)
なんて言うんですかね〜練りものとよくあうっていうのか。
おかめは濃いめの出汁に浮かんでいるほうが美味いのではないか、
という結論に達しました。
ええ、もちろん全国には様々なおかめそばが存在しますから、
一番、、、とまでは申しませんが、昔ながらのこの品書き。
ぜひ一度お試しいただきたいあじわいでございます。
※いままで「おかめって何?」と思って聞けずにいた皆さまへ!
ぜひ、今度そば屋の暖簾をくぐる機会がありましたら「おかめそば」ご賞味下さいませ!
ちなみに、そば処金生庵では750円とリーズナブルな価格でご提供中です!