東西で化ける！？ “きつね”と“たぬき”！
Raccoon Cute Pose / Harlequeen
fox / digitalprimateそば・うどんの定番メニュー『きつね』と『たぬき』。
これって、実は地域によって指すものが違うというのはご存知でしたか？
『きつね』の具といえば、“薄甘く煮た油揚げ”が乗っているのが、
東西でも共通した認識のようですね。
（ちなみにその由来は、皆さまもご存知のように“狐は油揚げが好物”という言い伝えから来ています。）
ただ、東京ではこれがそば・うどんのどちらでも『きつね』と呼びますが、
うどんが主流の文化となる大阪では、きつねと言ったら「きつねうどん」のことを指す言葉。
そして大阪での“きつね＋そば”の組み合わせは、『たぬき』と呼ばれるメニューになってしまうんです！←これ関東人としてはびっくりですよね！
はたまたこれが京都になると、今度は“きつねの餡かけ”のことを『たぬき』と称するのだとか・・・。
●では大阪で「たぬき」を頼みたいときは？
そうなると気になるのが、大阪での“揚げ玉の入ったそば・うどん”（東でいう、たぬきのメニュー）の呼ばれ方。
・・・その答えは、『ハイカラ』だそうです。
東京でも「たぬき＝ハイカラ」としている店もありますし、意外にもこれはおんなじなのですね！
現代っ子に違いを尋ねたら、当たり前のように「赤がきつねで、緑がたぬき！」と、某メーカーの即席カップ麺のパッケージ色を答えられてしまった･･･
――という、本当にありそうで怖い冗談話はさておき、
きつねとたぬきの違いには東西文化の違いも関わってくるというお話でした！
旅行先などでそば屋・うどん屋に立ち寄るときには、
自分が食べたいものにちゃんとありつけるよう、ちょっと注意が必要そうですね（笑）
これ、本当のところどうなのでしょうか？
異論・反論、実際のところよかったらコメント下さいませ！
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※今回の内容は過去の「まめそば」から転載したものです。
